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ネット版「北から南から」

更新日:2024年11月22日

社会学部津金澤聰廣ゼミ7期同窓会

「元気だからこそ、再会できた」。
それを実感した1日になりました。コロナ禍で叶わなかった同窓会をようやく、関西学院会館「輝の間」で開催。
われわれ7期生徒は20人でしたが、そのうち14人(男性6人、女性8人)という〈高い出席率〉になりました。
開宴前には、あいにくの雨にもかかわらず、みんなでキャンパスを散策。
なにしろ、卒業して半世紀近く経っているので風景は様変わり。
道行く現役学生に社会学部の校舎を確認したりもしながら、「毎日通っていた食堂はどこ?」「ここは変わってないね」などとにぎやかに歩き回りました。
 宴の冒頭には恩師の津金澤聰廣先生(2022年逝去)、学友の嶋吉幸之助君(2022年逝去)へ黙祷してスタート。
それぞれの近況報告では、家族を看取ったことや子供・孫のことを話す人がいれば。
いまも仕事を続けている人や音楽活動や短歌、テニスなど趣味を深めている人など、まさに「人生いろいろ」。
在学当時のゼミ合宿や大学祭、ゼミの卒業式などの写真、卒業記念として名前を染め抜いて制作した日本手ぬぐいを持参。
写真は色あせていたけれど、思い出は色あせず。
それらを手に取ると一瞬にして当時の記憶がよみがえり、話はいっそう弾みました。
 趣向として、それぞれがプレゼントを持参。
地元の名産品やお薦めの本、手作りのコースターや陶器など、みんな知恵を絞り、心をこめた品々を交換。
その1つ1つにも、昔と変わらない人柄がうかがえました。
 2時間はあっという間にすぎて同窓会は中締め。
当日、ほとんどの人は学生時代は平気で歩いていた上り坂は敬遠していてバスを使ったのに、下り坂はみんな歩いて二次会会場の甲東園駅前のイタリアン・レストランへ。
なんと全員参加で、みんな変わらない話量、食欲、酒量?、これも盛り上がりました。
 この日、それぞれが口にしたキーワードは「元気」。
お互いにその確認ができて、笑顔が満開。予想もしなかった「来年もやろう!」という言葉も飛び出すほどでした。
2024年に「新1万円札の顔」になった渋沢栄一氏の名言は「40、50は洟垂(はなた)れ小僧、60、70は働き盛り、90になって迎えが来たら、100まで待てと追い返せ」。
その通り!年齢を重ね古希になったみんな、「まだまだ働き盛り、元気いっぱい」でした。 

(1977年 社会学部 辻 則彦)
社会学部津金澤聰廣ゼミ7期同窓会
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