KGギャラリー
No.17 吉原治良「作品1961-62」
吉原治良
よしはら・じろう
(高等部会議室)
1905年生まれ。
1928年関西学院大学高等商業学部卒業。
在学中より絵を描き始め1934年第21回二科展に初入選。
戦前は二科会の前衛美術家のグループの一人として活躍。
1954年具体美術協会を創立。野外展、舞台展など実験的表現を試み、美中の概念や枠組みを広げるのに貢献した。1967年第9回日本国際美術展で国内大賞、1971年インド・トリエンナーレ展で金賞受賞。1972年死去と同時に具体美術協会は解散。代表作は『図説』(1934年長岡現代美術館蔵)、「無題」(1962年東京美術館蔵)、「白い円」(1967年大原美術館蔵)など。平成17年10月29日(土)から11月27日(日)まで、ATCミュージアムにおいて「生誕100年記念 吉原治良展」が開催されました。