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ネット版「北から南から」

更新日:2020年03月02日

バンクーバー支部 ゴードン門田さんを偲ぶ会と追悼支部総会

1996年の支部設立から2013年まで支部長を務められたゴードン門田さんが、2019年7月31日に永眠されました。ゴードンさんは日系コミュニティのリーダーとして、日本とカナダの交流、日系カナダ人の名誉回復に多大な貢献をされました。また、関西学院のカナダにおける国際プログラムの推進にも尽力されました。

バーナビー市の日系文化センターで9月22日に開かれた日系コミュニティ主催の「偲ぶ会」には、羽島隆在バンクーバー日本国総領事、ビジネスパートナーであった故大橋巨泉氏夫人・大橋寿々子さんをはじめ、多方面から約500名に上る方々が列席し、故人の遺徳を偲びました。

バンクーバー支部では9月29日に支部主催のお別れ会を開催しました。お嬢様の綾子さんが、ゴードンさんの遺灰が撒かれたバラードブリッジの近くの桟橋に案内してくださり、ごく身内だけで行われた葬儀の様子を、写真を見せながらお話ししてくださいました。桟橋で、校歌「空の翼」と賛美歌「神共にいまして」を歌い、出席者一人ひとりが献花しお別れをしました。引き続いて開催された夕食会では、奥様の享子さんを囲んで、ゴードンさんとの思い出を語り合いました。

また、12月8日、追悼支部総会とクリスマス会が開催されました。シアトル支部から杉山洋子支部長が駆けつけてくださったほか、日本在住会員の参加者もあり、総出席者数41名と、ゴードンさんを偲ぶに相応しい賑やかな会になりました。

生涯にわたりコミュニティや日加間の関係に多大な貢献をしてきたゴードンさんは、まさに”Mastery for Service”を体現する世界市民でした。

ゴードン門田氏略歴

1933年          バンクーバー郊外のニューウェストミンスターにて8人兄弟の末子として出生。

1941年          夏季休暇を利用し母とすぐ上の二人の兄とともに鳥取県の祖父母を訪問。祖母の願いで帰国を遅らせたところ太平洋戦争が勃発し日本に留まることになる。

1949年          関西学院中学部卒業

1952年          関西学院高等部卒業、カナダに帰国。

1980-1984年 全カナダ日系人協会(NAJC)初代会長

1996-2013年 関西学院同窓会バンクーバー支部支部長

2005年          旭日小授章受章

2015年          関西学院賞受賞

(1987年 文学部 竹中 敦子)
バンクーバー支部 ゴードン門田さんを偲ぶ会と追悼支部総会
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